『遮熱』『断熱』の違いをまとめてみました!
『遮熱』『断熱』とも昨今、よく耳にする言葉ですが、違いをどの様に理解しておけばいいのでしょうか。
まとめてみました。
断熱とは、広義には熱が伝導や対流・更には放射によって伝わるのを防ぐことですが、
一般的には、その中でも熱伝導を防ぐことを断熱といいます。
また、熱放射を防ぐ場合を遮熱と言います。
これでは分かりにくいので、塗料を説明する場合は『断熱=下地に熱を伝えにくくする』『遮熱=赤外線域の反射率を高めて熱が溜まりにくくする』と
理解しておけば良いと思います。
効果が遮熱・断熱と謳ってある場合は、それぞれの特徴を併せ持つ事になりますので、塗膜の表面温度も下がりますし、
その熱を下地に伝えにくくしますので効果が高くなります。
しかし、当然使用する材料の種類が増えて、工程も多くなりますので、施工単価が上がります。