2024.07.11

認定施工店システム『ルミフロンサポートシステム』AGCコーテック株式会社

認定施工店システム『ルミフロンサポートシステム』AGCコーテック株式会社

言うまでもない事ですが、塗料は「半製品」です。

塗料のみでは製品としての価値は無く、施工を伴って初めて製品としての価値を持つという性格をもっています。

言わばその施工の品質が製品の良し悪しを決定する事になるのですが、施工品質を保つ事はそんなに簡単な事ではありません。

下地の状態は千差万別であり、天候・温度・湿度・風力などの気象条件は目まぐるしく変化します。

塗装に対して「塗ればいいだけだろう!」などという人もいますが、ただ塗るだけでは製品として完成しない場合も多いのです。

それどころか高い確率で不具合が発生します。

塗料が製品として完成するためには実に高い施工品質が必要となるのです。

かつて多くのメーカー主導の認定施工店システムが存在しながらも終に存続するに至らなかった要因の一つとして、所属する施工店個々の施工品質を高いレベルで確保できなかった点が挙げられます。

つまり「ブランド」を構築しようとすれば、「塗料のブランド」という形では存在しえず、施工品質をも含めた「塗装のブランド」でなければならないと言えるのです。

これに取り組む仕組みが世界初の常乾形フッ素樹脂「ルミフロン」を開発し、その製品「ボンフロン」で広く業界に知られるAGCコーテック㈱によって行われています。

その仕組みは「ルミフロンサポートシステム」と呼ばれ、その認定施工店は「メイクアップショップ」として登録され、以後、会員専用サイトである「ルミステーション」で様々な情報を取得できる様になり、他にも専用塗料「ルミステージ」シリーズを使用をはじめ、認定施工店としてのホームページへの掲載、施工店向け勉強会・技術講習会、施主様アンケートのフィードバックや営業ツールとしての販促用DVD頒布など様々なサポートを受ける事が出来るようになります。

今、最も充実している認定施工店システムと言っても過言ではないでしょう。

かつてフッ素は「高耐久性は分かるが高すぎる」という材料でした。

それに加えて必ず「外壁が20年持ってもシールは5年10年でダメになるんだから‥」と言われてきました。

要するにそれぞれの工種でメンテナンスサイクルが合わないのです。

ですから戸建住宅の外壁塗料は5年から10年の間で塗り替えるのがベターだったのです。

しかし時代は変わりました。シーリング材にも高耐久商品が登場し、防水材も保証年数を伸ばす工法が登場しつつあります。

加えて建物の長寿命化が国や自治体の方針で打ち出されていることもあり、フッ素樹脂塗料の採用はますます増えていくことでしょう。

いつか「シリコン」ではなく「フッ素」が住宅塗装のスタンダードになる日が来るかも知れませんね。

 

AGCコーテック→次世代フッ素塗料「ルミステージ」-公式|外壁・屋根塗装のメイクupショップ (makeup-shop.jp)