造膜タイプの決定版!水性・造膜のキシラデコール 高耐久性木材保護塗料『キシラデコールコンゾラン』
木材保護塗料の色見本を比較してみると木目の見え方が微妙に違っているのが分かると思います。
木材用塗料の代名詞とも言うべき『キシラデコール』やオイルフィニッシュ仕上げの様に木材表面に殆ど塗膜を作らないタイプですと木目が随分はっきりしています。
これに比べ半造膜タイプと呼ばれる種類(オスモの『ウッドステインプロテクター』など)は、木目は見えるのですが、前者と比較すると確かに表面を覆う塗膜は厚みがあり、やや木目が弱くなっているのが分かります。
ご紹介する『キシラデコールコンゾラン』は、造膜タイプの木材保護塗料になります。
塗膜は更に厚みがあり、こうなると木目は凹凸で確認できる程度です。
丁度『ライフステイン』や『SDキング』を水性塗料にした様な仕上がり感です。
しかしこの商品の塗膜は柔軟性を持ち、通気性を備え、高い密着性を確保しています。
これは造膜塗料で木材を塗装した際に起きる代表的なクレーム、割れや膨れが起こりにくいという特徴に結びつきます。
厚みのある塗膜故に隠ぺい力も高いので古材などに塗る場合でもくすみを気にする必要が無く、紫外線による塗膜の劣化に長期間耐えるという事になります。
しかしいくつかの注意点はあります。
まず現状で他の造膜タイプの塗料が施工してある場合には旧塗膜除去が必要になる点、摩擦などで塗膜が剝れればクレームになってしまうため、床面の施工が不可になっている点等です。
とは言え、その美しい仕上がりや防虫・防腐・防カビの機能と耐久性、『キシラデコール』と同系の木材色ライナップは魅力的です。
原色を混合して現場で色を作る事ももちろん可能です。
着々と出荷が増えている製品です。
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