可塑剤にやられない!塗膜がべたつかない理由が地味にすごい! 『軟質塩ビコートS i 』
室内のビニルクロス、マンションの玄関ドア、戸建住宅の破風板などを塗装したら塗膜がぺたぺたするようになってしまった…
という経験をお持ちでしょうか。
ひと昔前までは変性エポキシ錆止を下塗りに使ったり、溶剤ウレタンで塗ってみたりと、
べたつかない方法をそれぞれが考えて塗っていました。
近年、そういう軟質塩ビの素地に塗装をするためのプライマーが活躍しています。
塗膜のべたつきの原因となる塩ビから塗膜への可塑剤移行を、このプライマーで〝蓋をする(要は縁切りです。)〞事によって防ぐのがミソなのですが、
ここでご紹介する『軟質塩ビコートS i 』は全く違う原理です。
『軟質塩ビコートS i 』は可塑剤を通過させるが〝やられない〞のです。
可塑剤移行によって塗膜が軟化してしまうのは塗料中の樹脂が可塑剤にやられてしまうためなのですが、
この塗料の樹脂は可塑剤ごときでは軟化しない強靭さを備えているのです。
この塗料を上塗りした状態でも可塑剤移行は起きているのですが、塗膜が変化しないために可塑剤をシャットアウトしている様に見えるのです。
「可塑剤ごときではやられない!」なんてカッコイイしかし地味な理由でしょうか!
塗膜の軟化…というと最近「皮脂軟化」という現象もクローズアップされていました。
指で触れることが多いドアノブ回りなどの塗膜が軟化して著しく汚れる現象です。
わざわざこれを防ぐための塗料も大手メーカーさんから発売されましたのでご記憶の方も多いと思います。
勘のいい読者の方のご想像通り、この『軟質塩ビコートS i 』は皮脂軟化に対しても強靭な抵抗力を持っています。
試験データ(5点満点評価)で、実に満点に近い性能を持っているのです。
(従って皮脂軟化が問題になっている鉄扉などにも使えるのですが、
防錆効果を持たないために下塗として『水性メタルコートサビ止め』を入れる事が必要になります。)適応素材は外部の塩ビ素地(塩ビ鋼板)・内部の塩ビ素地(ビニールクロス、塩ビフィルム・、ダイノック シートなど)ですが、店舗の軒先にあるテントなども張りっ放しのものなら塗れるそうですし、
ワックス除去は必要ですが、室内塗装でいつも困ってしまうソフト巾木などにも使えます。
また、公式に謳ってはいないのですが、すでに可塑剤移行によってべたついてしまっている塗膜のリカバーにも使用できるケースもある様です。
高い耐候性を持っていますので勿論外部使用も可ですし、『水性メタルコート』同様、
艶も有り・無し・5分が出来ます。〝困ったな、何を塗ろうか…〞という時に、思い出して頂きたい商品です。
軟質塩ビコートS i→ip-paint.jp/sei/binirukurosu.htm
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