2026.02.09

家庭でできるDIY!|ベランダ防水リフォームのやり方

目次

家庭でできるDIY!ベランダ防水・ベランダリフォーム完全ガイド|東日本塗料「フローン01X」&「HNTベランダリフォームセット」

「ベランダの床が色あせてきた」「表面が粉っぽい」「汚れが落ちにくい」「ヒビが気になる」——そんなときに検討したいのが、ベランダの防水(トップコート+防水層の再生)です。

この記事では、家庭でできるDIYを前提に、東日本塗料のベランダ防水・ベランダリフォームで人気の「フローン01X」と、ベランダ約5㎡分をまとめて施工できる「HNTベランダリフォームセット」を使った、失敗しにくい手順・道具・注意点・よくある質問までを“まるごと”解説します。

この記事のポイント

  • DIY向き:ベランダが小面積(目安5㎡前後)で、雨漏りや下地の大きな破損がないケース
  • HNTベランダリフォームセット:プライマー+本材(フローン01X)+トップコート(フローン01トップN)が1箱で揃う
  • 重要:下地清掃・乾燥・規定量・塗り重ね時間(オーバーコート時間)を守ると成功率が上がる

 


1. なぜベランダ防水(ベランダリフォーム)が必要?放置リスク

ベランダは屋外にあり、雨・紫外線・温度差の影響を毎日受けています。床表面の塗膜(トップコート)や防水層が劣化してくると、見た目だけでなく住まい全体に影響が出ることがあります。

放置すると起こりやすいこと

  • 表面が粉っぽくなる(チョーキング)→汚れが付きやすい、防水層が痛む
  • ひび割れ・剥がれ→水が入りやすくなる
  • 雨水の滞留(乾きにくい)→カビ・ヌメリ・劣化促進
  • 下地(コンクリート・FRP等)へのダメージ→補修費用が増える可能性

つまり、ベランダの防水は「雨漏りしてから」ではなく、劣化の“はじまり”で手を打つのがコスト面でも安心面でも合理的です。


2. 家庭でできるDIY?向いているケース/プロに任せるべきケース

ベランダ防水はDIY可能な範囲もありますが、全てがDIY向きではありません。まずは見極めをしましょう。

DIYが向いているケース(目安)

  • ベランダが小面積(例:5㎡程度)で、作業がシンプルに収まる
  • 歩くとフワフワしない(下地がしっかりしている)
  • 排水口まわりに大きな破損がない
  • 雨漏り(天井のシミ等)が起きていない
  • 表面の色あせ・軽微なひび割れ・汚れが中心

プロに任せるべきケース(無理しない)

  • 室内側に雨漏りがある/天井や壁にシミがある
  • 下地が欠けている、浮いている、広範囲で剥離している
  • 勾配が悪く水たまりが深い(排水不良)
  • 手すり根元・立上り・入隅など、複雑な取り合いが多い
  • 集合住宅で管理規約上、DIY施工が制限される可能性がある

DIYを成功させるコツは、「できる範囲を見極め、ルールを守って丁寧に」です。


3. ベランダ防水の工法ざっくり比較(DIY目線)

一般的にベランダ防水には、FRP防水、シート防水、ウレタン塗膜防水などの種類があります。DIY目線では、塗って仕上げるタイプが取り組みやすいことが多いです。

工法 特徴 DIY適性
FRP防水(新設・大規模) 強度が高いが工程が専門的、臭気・硬化管理が難しい ×
シート防水 施工品質が重要、下地と端部処理が難しい ×
塗膜防水(ウレタン等)+トップコート 塗って仕上げる。規定量・乾燥・下地処理が重要 ○~△(条件付き)

本記事はこの「塗って仕上げる」タイプとして、東日本塗料のフローン01Xと、DIY向けにまとめたHNTベランダリフォームセットを中心に解説します。


4. 東日本塗料「フローン01X」と「HNTベランダリフォームセット」とは

4-1. フローン01X(フローン01X)とは

フローン01Xは、ベランダや屋上などに使われる1液カラーウレタン塗膜防水材として紹介されており、「下塗りから上塗りまで1液」で扱いやすい点が特徴として挙げられています。

フローン01XがDIY目線で嬉しいポイント

  • 1液:2液のような配合・可使時間のプレッシャーが少ない
  • 原液施工:規定量を守って塗り広げれば仕上げやすい
  • ベランダ・バルコニー、屋上、開放廊下などに使われる用途が想定されている

4-2. HNTベランダリフォームセットとは(5㎡の“ちょうどいい”セット)

DIYで一番つまずくのが、材料の選定と数量です。プライマーはどれ?トップコートは?何kg必要?——ここをまとめてくれるのが「HNTベランダリフォームセット」です。

このセットは、東日本塗料の案内にて、標準的なベランダの広さ(約5㎡分)の「プライマー・本材・トップコート」が1つに入っているセットとして紹介されています。さらに、プライマーが「フローン01Xプライマー」になったことでコンクリート・モルタル・FRP防水に対応し、新築・改修どちらにも対応できる旨が示されています。

セット内容(1箱)

  • フローン01Xプライマー:2kg
  • フローン01X グレー:10kg
  • フローン01トップN グレー:3kg
  • 取扱説明書:1枚

メーカー情報では「これ1つでベランダ5㎡分が塗れる」「コンクリート・FRP防水面の両方に対応」「オール1液で簡単施工」といった特徴が整理されています。
つまり、家庭でできるDIYを考えるなら、まず検討しやすいのがこのセットです。


5. 必要な道具・あると便利な道具(DIY準備リスト)

HNTベランダリフォームセットの取扱説明書では、下地処理用・施工用として、DIYで揃えやすい道具が列挙されています。ここでは、実際の作業に合わせて「必須」と「あるとラク」に分けて整理します。

必須(最低限)

  • 清掃道具(ほうき・ちりとり・デッキブラシ・雑巾など)
  • 養生テープ(壁際・サッシ下・立上りの養生に)
  • ローラーバケット(または受け皿)
  • 中毛ローラー/ハケ(プライマー・トップコート用)
  • 砂骨材ローラー(中目)または金ゴテ(フローン01Xを規定量で広げる)
  • 撹拌棒(トップコート希釈後の攪拌に)
  • 皮スキ(缶の開封・清掃にも)
  • 保護手袋・保護メガネ(安全対策)

FRP下地のときに追加で用意したいもの

  • アセトン(表面拭き取り:密着性向上のため)※危険物のため購入には書類提出が必要です
  • マジックロン/サンドペーパー(#40など)(方面研磨のため)
  • 布ウエス

あると作業が一気にラクになる道具

  • 高圧洗浄機(ある場合)※下地の汚れ落としが効率的
  • 計量器(キッチンスケール等)…フローン01Xは「規定量」を守るのに便利
  • 扇風機(風通し確保。ただしホコリ舞いには注意)

DIY成功のコツ:道具は「塗る」より「清掃・乾燥・養生」に寄せると失敗が減ります。


6. 施工前チェック:天気・乾燥・下地の状態(ここで8割決まる)

6-1. 天候の目安(DIYは“連続した晴れ”が正義)

塗膜防水は、工程ごとに乾燥・塗り重ね(オーバーコート)のタイミングがあります。DIYでは、雨が入ると一気に難易度が上がるため、施工日+最低2日程度は雨が降らない日程を狙うのが基本です。

6-2. 下地が濡れていたら中止(乾燥が最優先)

取扱説明書には、降雨直後で下地が水を含んでいる場合は、2日以上乾燥させる旨が記載されています。表面が乾いて見えても、水分が残っていると密着不良の原因になります。

6-3. 下地の種類を把握する(コンクリート?FRP?)

HNTベランダリフォームセットは、コンクリート下地・FRP下地の両方に対応する想定ですが、下地処理の内容が変わります。

  • コンクリート下地:レイタンス、砂、ゴミ、ホコリを除去。必要に応じて水洗いして汚れを落とす。
  • FRP下地:密着性向上のため、表面をサンドペーパーで研磨後、アセトンで拭く(推奨)。

7. 施工手順(下地調整→プライマー→フローン01X→トップコート)

ここからが本題です。HNTベランダリフォームセットの取扱説明書に沿って、DIYでも再現しやすいように工程を整理します。
重要:規定量・乾燥時間・塗り重ね時間(上塗可能時間)を守ってください。

STEP0:安全対策(最初に準備)

  • 手袋・メガネ着用、換気(可能な範囲で)
  • 周囲養生(壁・サッシ・手すり脚・排水口周り)
  • ペット・小さなお子様の動線は完全に分ける
  • ベランダ勾配によって防水材が流れて溜まってしまうことがあります。特に排気溝や排気口まわりに注意が必要です。
    排水口まわりは布テープなどで防水材が流れ込まないようにしておきましょう

STEP1:下地の確認・清掃(下地調整)

ここが雑だと、どんな良い材料でも長持ちしません。

  • 砂・ゴミ・ホコリを徹底的に除去
  • 必要に応じて水洗いし、汚れを落とす
  • 水洗い後はしっかり乾燥(濡れていたら施工しない)
  • FRPの場合は、アセトンで表面を拭く(密着性向上)

ワンポイント:排水口まわりは汚れが溜まりやすいので、特に丁寧に。落ち葉や泥が残ると仕上がりも耐久性も落ちます。

STEP2:フローン01Xプライマー(下塗材)施工

プライマーは、下地の吸い込み止め・通気遮断・本材(フローン01X)との密着強化のために塗布します。

  • 缶を開けたら、空缶またはバケツに移すと作業しやすい
  • 原液のまま、中毛ローラー・ハケで塗布
  • 吸い込みが激しい場合は、2回以上塗る

標準使用量(取扱説明書より)

  • FRP:0.15kg/㎡ × 1回
  • コンクリート・モルタル:0.15kg/㎡ × 2回

上塗可能時間(目安):1~12時間(23℃)
注意:プライマーを施工したその日のうちに次工程へ(取扱説明書の注意書き)

STEP3:フローン01X(防水材)施工

いよいよ防水材の施工です。取扱説明書では、使用直前に缶をよく振って均一にし、缶の天板を皮スキで切って開封する流れが示されています。

  • 原液のまま流し延べる
  • 1㎡あたり2kgが目安(規定量を守る)
  • 砂骨材ローラー(中目)または金ゴテで均一に塗り広げる
  • ハカリ(計量器)を使いながら流すと便利
  • 「部屋の入口に向かって後退しながら塗布」が基本です

DIYで差が出るポイント

フローン01Xは「薄く伸ばす」より、規定量を“均一に”が重要です。足りない箇所があると、後でムラ・耐久性差が出やすくなります。

本材の仕様(取扱説明書より)

  • 色:グレー(N-70相当)
  • 標準使用量:2kg/㎡ × 1回
  • 塗装面積(1缶当り):5㎡
  • 可使時間(ローラー施工可能時間):60分(23℃)

STEP4:フローン01トップN(トップコート)施工

トップコートは「仕上げの美観」と「防水層の保護」に関わる重要工程です。取扱説明書では、フローン01X塗布後、1日以上2日以内(24~48時間、23℃)に施工するよう示されています。

トップコート施工の流れ(取扱説明書より)

  • 空缶またはバケツに移し、水道水で薄める(300cc~600cc)
  • 撹拌棒でよく混ぜる
  • 中毛ローラーまたはハケで塗装(2回塗り)
  • 1回目塗装後、2時間(23℃)以上おいて2回目
  • 2回目塗装後、12時間(23℃)以上乾燥

注意(取扱説明書より):一度に厚塗りすると乾燥が遅くなり割れの原因になるため、2回に分けて塗布します。

トップNの仕様(取扱説明書より)

  • 色:グレー(N-60相当)
  • 標準使用量:0.3kg/㎡ × 2回
  • 塗装面積(1缶当り):5㎡
  • 上塗可能時間:2時間以上(23℃)
  • 歩行可能時間:12時間以上(23℃)
  • 艶:艶消

最重要の時間ルール(DIY必読)

  • プライマー後:1時間以上おいて本材へ(目安23℃)
  • フローン01X後:24~48時間(23℃)以内にトップコートへ
  • トップコートは2回:2時間以上空けて重ね塗り

8. 規定量の考え方(5㎡の例で計算)

DIYでありがちな失敗は「少し余りそうだから薄く伸ばそう」「足りない気がするから薄く…」です。防水は厚みが性能に直結します。ここでは5㎡(セット想定)で計算して、規定量の感覚を掴みます。

8-1. フローン01X(本材)

  • 2kg/㎡ × 5㎡ = 10kg(セットの本材10kgと一致)

8-2. フローン01トップN(トップコート)

  • 0.3kg/㎡ × 2回 × 5㎡ = 3.0kg(セットのトップ3kgと一致)

8-3. フローン01Xプライマー

  • FRP:0.15kg/㎡ × 1回 × 5㎡ = 0.75kg
  • コンクリート・モルタル:0.15kg/㎡ × 2回 × 5㎡ = 1.5kg

セットのプライマー2kgは、5㎡施工で余裕を見た容量設計と捉えられます(下地の吸い込みや塗り回数の差があるため)。


9. DIYでよくある失敗と対策(チェックリスト付き)

ここでは「やり直しになりやすいポイント」を、症状→原因→対策の順で整理します。DIYのベランダ防水は、ミスが“表面”ではなく“密着・耐久”に出やすいので、チェックリストとして活用してください。

失敗1:剥がれてくる/浮いてくる

  • 原因:下地清掃不足、粉・砂・油分、乾燥不足、FRPの下地処理不足
  • 対策:デッキブラシ洗浄→十分乾燥。FRPはアセトン拭き、必要なら研磨(#40相当)を丁寧に。

失敗2:ムラが目立つ/薄いところがある

  • 原因:規定量不足、ローラーが合っていない、流し延べが雑
  • 対策:計量しながら施工。砂骨材ローラー(中目)または金ゴテで「均一」を最優先。

失敗3:乾かない/ベタつく

  • 原因:厚塗り、気温が低い、湿気が高い、換気不足、工程間が早すぎる
  • 対策:トップコートは2回に分ける(厚塗りしない)。工程時間を守り、連続晴天を選ぶ。

失敗4:ひび割れが出た

  • 原因:トップコートの厚塗り、乾燥不良、下地の動きが大きい
  • 対策:トップコートは2回塗り、間隔を守る。下地の大きな割れは事前補修を検討。

DIYチェックリスト(印刷して使えるレベル)

  • 床の砂・粉・汚れを徹底除去した
  • 水洗いした場合は、2日以上しっかり乾燥させた
  • FRPならアセトン拭き+研磨をした
  • 養生を丁寧にした(サッシ下・立上り・排水口周り)
  • プライマー後、当日中に次工程へ進めた
  • フローン01Xは2kg/㎡を守った(計量した)
  • フローン01X後、24~48時間(23℃)以内にトップコートを施工した
  • トップコートは2回、2時間以上空けた
  • 2回目トップ後、12時間以上乾燥させた

10. 施工後のメンテナンスと長持ちのコツ

ベランダは“汚れをためない”だけで寿命が伸びます。施工後は以下を意識すると、見た目も耐久性も保ちやすくなります。

  • 排水口の清掃(落ち葉・泥を溜めない)
  • 水たまりができたら原因確認(排水不良・勾配不良)
  • 物を直置きしない(擦れ・局所劣化の原因)
  • 年に1回は目視点検(ひび・剥がれ・浮き)

コツ:トップコートの劣化は“早めに”対処すると、防水層のダメージを抑えやすくなります。


11. よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に家庭でできるDIYですか?

小面積(目安5㎡前後)で、雨漏りや大きな下地破損がないベランダであれば、工程を守ることでDIYしやすい部類です。特にHNTベランダリフォームセットは、必要材料がまとまっている点がDIY向きです。

Q2. コンクリートでもFRPでも使えますか?

HNTベランダリフォームセットは、メーカー情報としてコンクリート・モルタル・FRP防水に対応する旨が示されています。取扱説明書にもコンクリート下地・FRP下地それぞれの下地調整(清掃、FRPはアセトン拭き)が記載されています。

Q3. 乾燥時間や塗り重ね時間はどれくらい?

取扱説明書の目安(23℃)では、プライマー後は1時間以上で本材へ。本材(フローン01X)後は1日以上2日以内(24~48時間)にトップコート。トップコートは2時間以上空けて2回目、2回目後は12時間以上乾燥させるとされています。

Q4. トップコートはなぜ2回塗り?

取扱説明書では、厚塗りは乾燥遅延・割れの原因になるため、2回に分けて塗布するよう注意があります。結果として膜厚を確保しながら乾燥トラブルを避ける目的です。

Q5. 5㎡より広い場合は?

セットは5㎡分を想定しています。広い場合は、面積に応じて複数セット、または単品での数量設計がおすすめです。DIYで施工範囲を広げすぎると、養生・乾燥管理・規定量管理が難しくなるため、まずは区画を分ける考え方も有効です。

Q6. 色は選べますか?

取扱説明書では、フローン01Xはグレー(N-70相当)、トップNはグレー(N-60相当)として記載されています。色展開や特注対応は販売店により扱いが異なる場合があるため、希望がある場合は事前確認が安心です。


12. まとめ:家庭でできるDIYで、ベランダをきれいに・安心に

ベランダ防水・ベランダリフォームは、住まいのトラブル予防として非常に重要です。特に劣化の初期段階で、正しい下地処理と工程管理で施工すれば、見た目も安心感も大きく変わります。

そしてDIYで成功しやすい道として、

  • 東日本塗料の「フローン01X」を中心とした防水施工
  • 必要材料がまとまった「HNTベランダリフォームセット」の活用

は、とても合理的です。

最後に:DIY成功の合言葉

「清掃」「乾燥」「養生」「規定量」「時間管理」——この5つを守れば、家庭でできるDIYでも仕上がりが安定しやすくなります。

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